2014年2月28日金曜日

「わかりません」のバリエーション

わかりません」という時、I don't know. ばかりでは芸がないので、他のバリエーションを知っていると便利です。

I have no idea. わかりません
I haven't a clue. 見当が付きません
Don't ask me.  聞かないで下さい
Who knows? 誰がわかるというんだ
I haven't the faintest idea. さっぱりわかりません

などを使い分けるといいでしょう。

2014年2月26日水曜日

大事な時

浅田真央選手がショートプログラムで転倒した時に森さんが言った「大事な時にいつも転ぶ」という表現が "... always falling at the most critical time" と訳されていました。critical は「重大な・重要な・決定的な」という意味を表す形容詞ですが、同じような意味の形容詞はたくさんあります。そういった場合はよく一緒に使われる相性の良い名詞を覚えるといいと思います。critical は時間を表す time, moment といった名詞の他、issue, factor, information, role などと仲良しですよ。

2014年2月24日月曜日

のどが痛い

「のどが痛い」「鼻水が出る」などの風邪の諸症状。これらを「痛い」「出る」といったところにこだわって訳そうとすると英語らしくなくなります。

I have a sore throat and a runny nose. のどが痛くて鼻水が出ます。

have を使うと便利です。a fever(熱)、a headache(頭痛)なども have と一緒に使えます。

I had a high fever last week. 先週は高熱が出た。

実は今、のどが痛いんです。何とかしなくてはいけません。

2014年2月22日土曜日

しごとの基礎英語

NHKで最近やっている「しごとの基礎英語」。英語力の問題だけではなく、ビジネスの場面でどう英語を交渉の手段として使うかに焦点が置かれています。

This is a great concept. However, we need higher quality for our customers.
すばらしいコンセプトですね。しかしながら、私たちのお客さまにはより高い品質が求められます。)

Howeverは日常会話ではやや硬い表現ですが、ビジネスでは対比や譲歩を表すのでよく使われるのでしょう。また、最初の文で相手を認める発言をすることも大事です。英語力とは別の力も養われるプログラムです。

2014年2月19日水曜日

weirdな人

paperback を読んでいると、教科書にはない、くだけた場面でしか使わない単語が出てきます。その一つが weird な人(変人・危ないやつ)を表す weirdo という名詞です。

Bob is such a weirdo. ボブは本当に変なヤツだ。

一般に悪いニュアンスを持っていますが、時には親しい間柄で使うこともあります。

今週は3日に一度しか更新できそうにありません。今度は土曜日です。

2014年2月16日日曜日

suspendの物理的・比喩的意味

suspend という動詞は「ぶらさがる・ぶらさげる」というのが物理的な意味で、そこから転じて「一時中断させる」という比喩的な意味が生まれました。

My account has been suspended. 私のアカウントが一時使用停止になってしまった

これが人に対して使われると「停学・停職させる」という意味になります。物理的意味より比喩的意味の方がよく使われるようです。

The boy was suspended from school. その少年は停学処分となった

2014年2月14日金曜日

遅刻

「遅れる」という形容詞は late がよく使われますが、少しフォーマルな言い方で tardy という形容詞があります。

Don't be tardy to class or skip class. 授業に遅刻したりサボってはいけません

アメリカでは遅刻時に入室する書類を表す名詞としても使われます。

The teacher gave me a tardy. 先生は私に遅刻入室票をくれた。

今日は雪の影響で遅刻する可能性があります。気を付けて!

2014年2月12日水曜日

ネコいろいろ

ネコが主人公の話を読んでいました。主人公は雄ネコ(tomcat)です。cat は小さいうちは kitten/kitty と呼びます。日本語でもいろんな種類のネコがいますが、茶トラというか茶色いネコは ginger cat、キジトラは tabby、三毛はアメリカでは calico cat、イギリスでは tortoiseshell cat と言います。白や黒などの色はそのまま付けて white cat, black cat ですね。もちろん、数えられる名詞ですから、みんな a を付けて下さい。

He used to have a ginger cat. 彼は以前、茶トラを飼っていた。

2014年2月10日月曜日

silver のイメージ

gold と同様に silver にも良いイメージがあり、silver の食器類を持っているというのは裕福な暮らしをしている証になります。

Bill was born with a silver spoon in his mouth. 彼は金持ちの家に生まれた

be born with a silver spoon は決まり文句です。また、日本語では「白髪」という場合にも silver が使われます。ただし gray の方が一般的です。いずれにせよ white はあまり使いません。

I have had silver/gray hair since I was 18. 私は18の時から白髪があります。

2014年2月8日土曜日

gold のイメージ

貴金属の金 gold ですが、素晴らしいものを指して使われます。

This book is pure gold. この本は本当に良い本だ。
He has a heart of gold. 彼は思いやりの心を持っている。

また、優秀であることを強調して be as good as gold という表現もあります。最近読んだ本でも雄ネコを描写する所に出てきました。

He was as good as gold. 彼はとても行儀がよかった

2014年2月6日木曜日

黒と白

今日も色の話です。日本語では「白(と)黒」の順番で「黒(と)白」とはあまり言いませんが、英語では black and white の語順となり、黒がかならず先に来ます。black は「悪の、悪意の、闇の、悲観的な」といった意味があり、white には「善意の、けがれない」という意味があります。この違いが黒人差別にも繋がっていると考えられます。

2014年2月4日火曜日

blue のイメージ

ブルーな気分と日本語でも言いますが、blue はふさぎ込んでいる気持ちのことです。

I go to karaoke when I'm feeling blue. 落ち込んでいる時は私はカラオケに行きます。

また、次の表現は日本語では何色が正解でしょうか?英語では blue です。

My hands turned blue with cold. 両手が寒さで真っ青[真っ白・紫色]になった

最後にもう一つ。AV映画はなぜか blue movie と言いますが、少し古い表現になってきました。日本語の「ピンク映画」みたいなものでしょうか。

2014年2月2日日曜日

色が持つイメージ

色のイメージは文化によって同じものもあれば全然想像がつかないものもあります。たとえば「怒ると赤くなる」ことは日本人にとって理解できることです。

He turned red with anger. 彼は怒りで真っ赤になった。

でも、妬ましくて緑になるというのは想像できません。

He turned green with envy. 彼は嫉妬でおかしくなった。

「嫉妬で緑になった」と訳しては何の事だかわかりません。嫉妬して緑になるなんて想像の範囲外ですね。